yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

お洒落なマルシェ&カフェの思い出 フランスの旅

マルシェ&カフェ in France

 

先週テレビ番組『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』で、フランスのヴェルサイユにある朝市が紹介されていた。

フランスへ行った時このマルシェに行ったので、とても懐かしく様々なことが次々に思い出された。

 

2009年3月、フランス&モナコへ旅行した時のこと。フランス南部とモナコから旅は始まり、徐々に北上していき、最後はパリという旅程だった。

 

最終日は夜の帰国便に乗る予定で、日中はフリータイムだった。この旅行に「ヴェルサイユ宮殿」が含まれていなかったので、この自由時間にヴェルサイユ宮殿へ行く人が多かった。

参加したツアー会社のオプショナルツアーに参加する人、自力で列車を利用して行く人、また別の場所へ行く人など様々。私と友達は、日本でオンライン予約した他社のOPツアーでヴェルサイユへ行くことにした。

そのツアーを選んだ理由は、ヴェルサイユ宮殿だけでなくマルシェも含まれていて、しかも他社のツアーより格安。ただ、宮殿内のガイドはつかず自分達で見学するというものだった。

 

当日の朝、集合場所へ行くと、同社の他のオプショナルツアーに乗り遅れた人達がちらほら・・。その日は3月の最終日曜日で、フランスのサマータイム開始日だった。このことをうっかり忘れていると一時間遅刻してしまう。

 

ヴェルサイユ宮殿」↓

 

宮殿の一番の見所「鏡の回廊」。

 

「皇帝ナポレオン1世の戴冠式」の絵画。

 

庭園風景。

 

 

ヴェルサイユ宮殿の見学が終わると近くにある「マルシェ・ド・ノートル・ダム」へ。「カレ・ノートル・ダム広場」で開かれる朝市。火・金・日は食品が売られている。

※マルシェの写真を撮ってなかったので、素材サイトからダウンロードしました。


このマルシェは、ヴェルサイユ在住のハイソな奥様もお買い物に来るそうだ。活気があり賑やかで、いつまで見ていても飽きない雰囲気だ。

このマルシェで、透明の袋に入った綺麗なパステルカラーのマカロンが売られていた。可愛いリボン、さりげなく貼られたシール、「さすがフランス、お洒落!」とつい買ってしまった。

ところが、大事にスーツケースに入れて日本に持ち帰ったマカロンがどうなったか? 言うまでもない、無残な姿に・・。壊れやすいお菓子は箱入りを買おう!

※これは実際に購入したマカロンではありません。 

 

 

フランスで買った物の中に「オペラ座で採れた蜂蜜」がある。「オペラ座の蜂蜜?」と、とても不思議な気がして話のタネに買って帰った。小さな瓶詰の蜂蜜で、色は淡い黄金色。あっさりした味だった。(どこで購入したかは忘れました。)

 

パリ・オペラ座(パレ・ガルニエ)↓

 

近年「都市養蜂」と言われ、世界の大都市で趣味として養蜂を始める人が増えている。中でもパリの養蜂人気は高く、街中の歴史的建造物の屋上に養蜂箱が設置されているそうだ。

 

 

さて、この日の午後か別の日の自由時間だったのかはっきりしないが、セーヌ川のバトビュス(BATOBUS:水上バス)に乗った。

※写真は河畔から撮ったものでバトビュスではなく大型クルーズ船「バトームーシュ」です。

 

どこで乗船したか覚えていないが、下船した場所がサンジェルマンデプレの近くだったと思う。そこから徒歩でサンジェルマンデプレ地区にあるカフェへと向かった。

比較的至近距離にある2つのカフェ「レ・ド・マゴ」と「カフェ・ド・フロール」を通りの反対側から眺め「さあ、どっちのカフェに入ろうか。」と迷ったのを覚えている。どちらもパリの有名な老舗カフェで、名立たる文学者や芸術家たちが集ったカフェとしても知られている。

正面の建物の角にあるのが「レ・ド・マゴ」、左にあるのが「カフェ・ド・フロール」。

 

私の微かな記憶では、「レ・ド・マゴ」に入ったような気がする。YouTubeで動画を見たりもしたがはっきりしない。きびきび働くギャルソンの制服は、どちらも同じようだ。

私達が店に入ると、すぐに席に案内してくれた。その席がカウンター席の一番端だった。きっと、そこしか空きがなかったんだろう。店内、テラス席とも沢山の人で賑わっていた。

お店の中は人々の楽しげな話し声に混じって、食器の触れ合う音が響いている。客席を縫うように動き回るギャルソン、彼らは自分の仕事に誇りを持ち堂々としているように見える。そんな由緒あるカフェの空間に身を置き、一杯のコーヒーで至福の時を過ごすことができた。

 

その他、こんな所にも行ったよ!

 

モン・サン・ミッシェル」の近くで、オムレツを食べてお店を出ると綺麗な虹が・・。

 

モン・サン・ミッシェルの名物料理、ふわふわのオムレツ。

私は全部食べられなかった記憶がある。「食事としては、何だかな~!」という感じだった。

ただ島内にある「ラ・メール・プラール」↓は本家本元。ここのプラールおばさんが巡礼者のために考案した料理なのだ。このお店だったら美味しかったかも。

このお店のクッキーはとても美味しい!(確か日本でも買える)

 

この後は「モン・サン・ミッシェル」の見学をした。

 

 

ニースの海岸↓ ニースはコート・ダジュール(青い海岸)と呼ばれる地帯の中心都市。

 

ニースの中心「マセナ広場」。高いところに設置されている像は、夕暮れとともに様々な色にライトアップされるそうだ。

 

ニースの旧市街に毎朝出る朝市。ニース名物「ソッカ」↓、まだお店は開いていなかった。または、終わった後だったかな? この朝市には、お花や果物も売られていた。

 

モナコ大公宮殿」

モナコの街並み。

 

「聖ニコラス(モナコ)大聖堂」。大聖堂内部には、いつもお花が絶えない「グレース・ケリーの墓」がある。Gratia Patricia はグレース・ケリーの本名。

 

ローヌ川の畔に佇む古都「アヴィニョン」。「サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)」↓

 

アヴィニョンは、中世の建物が多く残る城壁の街。かつて、ローマから教皇庁がこの地に移されたこともあり、カトリックの中心地として栄えた。

強固な要塞のような外壁で囲まれた「教皇庁宮殿」↓

 

アヴィニョン大聖堂」

 

TGVで移動。

 

「シュノンソー城」↓ ロワーヌ川の支流シェール川の上を跨ぐように建つ美しい城。

ステンドグラスが美しい「礼拝堂」

「ギャラリー」と「フランソワ1世の寝室」

 

宿泊したサンマロの街。朝、散歩に出ると、すぐ脇の海岸沿いに大西洋の荒々しい波が打ち寄せていた。この日は「モン・サン・ミッシェル」へ。

 

最終目的地パリへ。

 

パリでは「ルーブル美術館」、「ノートルダム寺院」へも行った。

(終)