yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

2021-01-01から1年間の記事一覧

台湾茶との出会い

高山茶に魅せられて 私が台湾へよく行くようになって、台湾茶の中でも特に「高山茶」の魅力にすっかりハマってしまいました。 20数年前、台湾へ旅行で訪れた時に買ったお茶が「高山茶」でした。その頃は台湾茶に対しての知識不足で「高山茶」の意味をよく理…

秋の日のお出掛け

コロナ感染者が少ないうちに コロナ感染者が減った秋晴れの日にお出掛け。 ここは隣市の「りすの家」が併設されている「市民の森 グリーンセンター」。園内で見かけた「イイギリ」の木。真っ赤な実がブドウの房のように垂れ下がっている。南天の実にも似てい…

見どころ満載の小さな島国 スリランカ④

世界遺産の町、古都キャンディ 「キャンディ」は山に囲まれた狭い盆地にある。その周囲の山々が天然の要塞となるこの町に、16世紀末にシンハラ王朝の最後の都がおかれた。北に栄えていたシンハラ王朝が、インドからの侵入者に追われて南下を続け、最後に選ん…

見どころ満載の小さな島国 スリランカ③

スリランカの文化三角地帯 ポロンナルワの翌日。 朝、ホテル周辺を散歩している時に、バティックのお店を見つけた。 バティックというとインドネシアを思い浮かべるが、スリランカにもその伝統があるんだと再発見。ガイドブックによれば、マータレー近辺にお…

見どころ満載の小さな島国 スリランカ②

天空の宮殿 アヌラーダプラの翌日は、スリランカ旅行で一番楽しみにしていた世界遺産の「シーギリヤ・ロック」。 旅好きな友人からも勧められていた場所。しかも、足腰が丈夫なうちに行かないと、シーギリヤ・ロックに登るのは大変だとも聞いていた。 その「…

見どころ満載の小さな島国 スリランカ①

光り輝く島 今回はインドの南東にある島国スリランカの旅(2013年)。 スリランカの“スリ”は「光り輝く」、“ランカ"は「島」を意味しているそうだ。 私の年代では、スリランカという国名よりセイロンの方がピンとくる。 韓国ソウル乗り継ぎでコロンボの空港…

韓国・南漢山城とソウルの城郭

国境と城壁 国境と城壁、私はこのどちらにも興味を引かれる。どちらも日本人にとっては珍しいからだ。 島国の日本には陸続きの国境がない。また、外国でよく見られる街全体を取り囲む城壁、外敵の侵入に備え国境付近に築かれた長城、そんな城壁は日本では殆…

エキゾチックで多彩な魅力をもつ国 モロッコ⑤

マラケシュからカサブランカへ 険しいオート・アトラス山脈を越えて、「マラケシュ」の町へと入って来た。 城壁で囲まれたメディナへ入って行く。 メディナの南側、王宮の近くにある「アグノウ門」。アーチの周囲は赤と緑の砂岩で半円形に彫刻が施され、コー…

エキゾチックで多彩な魅力をもつ国 モロッコ④

アトラス山脈を越えて ワルザザードの翌日、アトラス山脈(オート・アトラス)を越えてマラケシュへ向かう。 最初に立ち寄った「アトラス・コーポレーション・スタジオ」。 世界最大級の映画スタジオで、『アラビアのロレンス』、『グラディエーター』、『バ…

エキゾチックで多彩な魅力をもつ国 モロッコ③

サハラ砂漠からワルザザートへ エルフードのホテルから、翌早朝、砂漠の町「メルズーガ」へ向けて移動。4WDで移動だったような・・。 いよいよ憧れのサハラ砂漠へ。「メルズーガ」は人が住んでいる場所から比較的容易にサハラ砂漠へ行ける場所なのだそうだ…

エキゾチックで多彩な魅力をもつ国 モロッコ②

モロッコの古都 ヴォルビリス遺跡からモロッコの内陸部にある古都「メクネス」へ。 「メクネス」は、17世紀にイスラム教国アラウィ―朝の都として造られた。アラウィ―朝は、現在も首都ラバトで続いている王朝である。 メクネスは静かで落ち着いた雰囲気が漂う…

エキゾチックで多彩な魅力をもつ国 モロッコ①

初めてのアフリカ大陸 今回はイスラム教の国モロッコを訪れた旅行記。 最近アフガニスタンのニュースをよく目にするせいか、今までに訪れたイスラム教の国々を思い出す。イスラム教の国というと、中東というイメージが強い。でも、実際のところ世界で一番イ…

最近読んだ本

路(ルウ) 先日、本屋さんで『路』(吉田修一著)の文庫本を見つけて買った。ドラマでは既に見ているけれど、台湾好きを自認しているというこの作者のことをほとんど知らない。なので、原作がどんなものか読んでみたかった。 文章がとても読みやすく一気に…

爽やかな八月のイギリス旅行⑤

ロンドン市内観光&ショートトリップ ロンドン滞在後半、テムズ川周辺の観光スポットを貸し切りバスで巡る。以下、主に車窓からの景色。 「ロンドン橋」から「セント・ポール大聖堂」のドームを望む。 中央の近代的なビルは「30セント・メアリー・アクス(ガ…

爽やかな八月のイギリス旅行④

ロンドン観光 ロンドン滞在前半では、名物の「衛兵交代式」を見るため「バッキンガム宮殿」へ出かけた。 なお、ロンドンでの地下鉄やバスの利用には、オイスターカードを使った。 2階建てバス(ダブルデッカー)から降りたところ。 最初に目に入ってきたの…

爽やかな八月のイギリス旅行③

湖水地方からロンドンへ 湖水地方2泊目のホテルは「マナーハウス」。 マナーハウス(manor house)とは、中世における荘園領主の邸宅の意味。現代では、主にイギリス郊外にある旧貴族の屋敷や荘園領主の館を宿泊施設などに改装したものを指す。 礼儀作法な…

爽やかな八月のイギリス旅行②

イングランド中央部から湖水地方へ コッツウォルズを後にして、「ストラトフォード・アポン・エイヴォン」へ移動。 「ストラトフォード・アポン・エイヴォン」は、文豪ウィリアム・シェイクスピアの故郷。中世は商業都市として栄え800年以上の歴史をもつ町。…

爽やかな八月のイギリス旅行①

サンデーロースト 連日の猛暑の中、コロナ禍の中、日本ではオリンピックが開催され、今日が最終日となりました。多くの日本人選手の活躍にはとても感動します。でも、一方でコロナ感染者数が急増していることも事実で、なかなか複雑な心境です。 さて、8月…

雨にぬれた台湾の老街

三峡老街&鶯歌陶瓷老街 梅雨の間に雨に降られた旅行記を書こうと思っていたのに、今年はもう関東地方の梅雨が明けてしまいました。 旅行中雨に降られることはよくある。特に台湾では、台風の直撃を受けたこともあったし、旅行中ずっと雨なんてこともあった…

紫陽花を見に行く

アナベル 先日、友達と紫陽花を見に行って来た。ホームページによると、コロナのためか『あじさい祭り』は中止になったと書かれていた。とは言っても、ここは花が咲いていれば自由にみられる場所だ。 ところが、梅雨真っ只中なのに7月に入っての紫陽花は時…

南北に細長いベトナム縦断の旅③

ミーソン遺跡~ホーチミン~ミトーまで ホイアンでの宿泊は海岸沿いのビーチリゾートホテルだった。涼しい朝に外の空気を感じながらの朝食は格別。 ホテルを出発し、ミーソン遺跡へ向かう途中の朝の光景。やはりバイクが多い。 この日は、ホイアンから南西約…

南北に細長いベトナム縦断の旅②

ベトナムの古都フエ~ホイアン ※ベトナム中部は、2015年に行ったベトナム中部(ダナン)旅行と写真・内容が重複します。 ハノイから国内線でフエに移動し、最初に向かった観光スポットは「ティエンムー寺院」。 この寺は1601年創建。フエの郊外にありフォー…

南北に細長いベトナム縦断の旅①

首都ハノイ 2011年2月、ベトナム縦断の旅。 ベトナムの首都ハノイに到着し、空港から向かった先はハノイ近郊の「バチャン」という陶磁器で有名な村。 バチャンへ向かう途中、田植えをしている光景が見られた。ベトナムでは、北部は二期作、南部では三期作が…

ベトナム中部のビーチリゾート ダナンの旅

絶品ヨーグルト 2015年1月、ベトナム中部のダナンのツアーに参加した。ダナンへは成田空港から直行便が就航していて、確かそのことを謳ったツアー名だったと記憶している。 ツアーと言っても、私たち夫婦以外は一人参加の女性だけの計3名だったので、個人旅…

カエルの卵じゃないよ、山粉圓!

作ってみました! 先日、近所のスーパーの中にある花屋さんで、スウィートバジルの種を見つけて買ってみた。植えるためではなく、台湾へ行くと時々食事のデザートとして出されたり、街の看板などで目にして気になっていた「山紛圓」を作るため。 実は、台湾…

多彩な宗教・文化遺産を訪ねる旅 インドネシア③

神々の住む楽園バリ島 この旅3回目のフライトでバリ島へ。 「神々の島」と称されるバリ島は、ジャワ島のすぐ東に位置し、島民のおよそ9割がバリ・ヒンドゥー教徒。この島が独自の雰囲気を醸し出しているのは、インドネシアで唯一のヒンドゥー教の島である…

多彩な宗教・文化遺産を訪ねる旅 インドネシア②

王宮文化の情緒漂うジャワ島 古都ジョグジャカルタでの観光2日目、先ず中心部に位置する「クラトン(王宮)」へ。 観光で訪れるのは主にクラトンの南側エリア。 かつて王室の賓客を迎えるために使われた建物。ここでは、伝統芸能である宮廷の舞踊やガムラン…

多彩な宗教・文化遺産を訪ねる旅 インドネシア①

世界三大仏教遺跡 世界三大仏教遺跡といえば、カンボジアの「アンコール遺跡」・ミャンマーの「バガン遺跡」・インドネシアの「ボロブドゥール遺跡」が挙げられる。三つの遺跡(遺跡群)は、それぞれ世界遺産に登録されている。 ◇アンコール遺跡 「アンコー…

ゴールデンウイークの読書

宋家の三姉妹 5月の連休中に『宋姉妹』を読んだ。 三年前に母が亡くなった後、実家の母の部屋を整理していたら出て来た文庫本。どこかで見覚えがあるなと思ったら、私が母にあげたものだった。 それを持ち帰って本棚の隅に置いたままになっていたので、暇に…

なんじゃもんじゃの花

春の花々 時々、ウォーキングを兼ねて自然公園へ行く。そこに今年も咲いた花たち。 これは「ハンカチの木」。スマホで撮った写真ではその様子が分かりづらいが、白いハンカチが木の枝にぶら下っているように見えることから、こんな名前がついている。 この木…