爽やかな八月のイギリス旅行③
湖水地方からロンドンへ
マナーハウス(manor house)とは、中世における荘園領主の邸宅の意味。現代では、主にイギリス郊外にある旧貴族の屋敷や荘園領主の館を宿泊施設などに改装したものを指す。
礼儀作法などの意味のmannerと同じ発音なので、私は、恥ずかしながらイギリスへ行くまでmanner houseだと思っていた。(荘園=manor)
ウィンダミア湖畔のマナーハウス「ストールズ・ホール」へ到着。
エントランス。ハンギングバスケットのお花が綺麗。
吹き抜け。
到着後、お部屋に入るまでに時間があったので、パブリックスペースで焼き立てのスコーンとお茶をいただいた。温かいスコーンは、とても美味しかった。
お部屋のベッドの上に置かれていた犬のぬいぐるみ。書かれている事が、ちょっと珍しくて写真に撮ったようだ。
バスルーム。
Villeroy & Boch のティーセット。
お部屋からの素晴らしい眺め。
その日の夜は、ちょっとドレスアップして全員揃ってディナー。一階の私達グループだけのお部屋だった。メインディッシュは鳩肉だった。
そして、窓の外は夜9時を過ぎてもまだ薄っすらと明るかったことが記憶に残っている。
翌朝、ホテル周辺をお散歩。ホテルの近くには、こんな風景も見られる。
湖に白鳥の姿も。
湖に沿って小径を歩く。
これが「Storrs Temple」のようだ。
「ストールズ・ホール」は、ここにも名前が書かれているジョン・レガード卿によって18世紀に建てられた建物だそうだ。また、HPには詩人ワーズワースが、ゲストとして訪れたことも書かれている。
見事に横一列で泳いでいる。
紫陽花が綺麗! やはりイギリスではこの時期に咲くようだ。
「ストールズ・ホール」の全景。
マナーハウスでの優雅で贅沢な時間もあっという間に過ぎて、この日はロンドンへ戻る。
オクセンホルム駅から乗車。
ロンドンでは、ケンジントン公園の近くのホテルにチェックイン。
ここからは、旅の前半で訪れたスポットを紹介。「大英博物館」や「バッキンガム宮殿」などに行った。
大英博物館付近のお店。お花が綺麗!
「大英博物館」↓
「大英博物館」はロンドンへ行ったら、やはり外せない観光スポット。世界最大の博物館の一つ、古今東西、世界中の美術品や考古学的遺物など、歴史的価値のあるものが数多く収蔵されている。常設展だけでも一日で見学不可能と言われている。
「大英博物館」で最も楽しみにしていたのは「ロゼッタストーン」。
1799年のナポレオンのエジプト遠征の際、エジプトのロゼッタで発見された石碑。碑文は古代エジプト文字(ヒエログリフ)を含む三種類の文字で記述されている。同一の内容が3つの書記法で著されていると考えられ、1822年に翻訳されたことで、ヒエログリフの文字解読の手がかりとなった。エジプト考古学史上最も重要な発見物とされている。
「ラムセス二世の巨像」、古代エジプトの歴史の中で最も有名なファラオの一人。
「ネレイデス・モニュメント」、現在のトルコ南部にあったリュキアの古都クサントスを統治していた権力者アルピナスの墓廟。紀元前400年頃のもので、ギリシャ神殿を模して造られた。
「パルテノン神殿の彫刻(エルギン・マーブル)」、古代ギリシャ・アテナイのパルテノン神殿を飾った彫刻の一つ。
同じ展示室にあるパルテノン神殿の彫刻。
「人面有翼雄牛像」、紀元前710年頃アッシリア・コルサバート出土。
2階には、古代エジプトのミイラが多数展示されている部屋がある。
特に注目されるのが、「ジンジャー」と呼ばれるミイラ。生姜の根のような赤毛なので、そのような愛称が付けられたそうだ。紀元前3100年頃に埋葬され遺体が完全な形で残されている。本来の包帯で巻いて作ったミイラと違い、埋められた場所で自然にミイラ化してしまったものだ。
巨大なガラス張りの天井がある「グレートコート」。かつて大英図書館があった場所に、ノーマン・フォスターの設計により新たに加えられた。大英博物館の中庭にあたる。
その後、買い物にも行ったようだ。私は外から写真を撮っただけ。
ハロッズには入ったような記憶がある。
ロンドン前半2日目からは、④で紹介します。