yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国④

全州韓屋マウルの散策

 

ホテルを出て目指すは「全州韓屋マウル」。すぐに韓屋マウル方面を示す標識が見えてきたので、迷うことなく行けました。

 

最初に偶然見つけた「全羅監営」↓(The supreme local government of Jeolla-do)。英文のパンフレットはありましたが、日本文はありませんでした。李氏朝鮮時代の全羅道の地方最高官庁のような所だと思います。

以前来た時には見なかったスポットで、新しく復元されたのかもしれません。

中心の建物「宣化堂」↓

「宣化堂」の裏側、敷地内の一番奥にある「内衙」↓ 監司(道の長官)の住居だった建物だそう。

「観風閣」↓

「善政碑」↓

 

この「全羅監営」の近くにビビンバの有名なお店があったので、そこでお昼ご飯を食べることにしました。「家族会館」というお店です。

この頃、すでに雨が降り出していたので、外からの写真を撮っていません。

お店は建物の2階にあります。私は生肉がやや苦手なので普通のビビンバ、友達はユッケビビンバを注文。小皿に盛られたおかずがいっぱい並ぶのは、毎回嬉しいことです。大好きなケランチもついてきました。(いつものごとく食べかけの写真です。)

店内です。

長い歴史と伝統を誇る全州の町は、食文化も豊かで、特に「全州ビビンバ」は有名で、国の無形文化財になっているそうです。また、ビビンバ発祥の地とも言われています。

このお店のビビンバも美味しかったです。でも、個人的には、私はおこげが美味しい石焼ビビンバの方が好みかな・・。

ところで、お店に居る間、トントンカンカンという板を叩く音が響いていました。多分、奥の厨房でユッケを作っている音ではないかなと思いました。

 

そのお店から南に下って行くと、「豊南門」へ着きます。

 

その途中にあった「花酒談」というお店。高麗人参など漬け込んだお酒がずらりと並んでいました。とても珍しくて写真を撮りました。

お花は造花のように見えます。

 

韓服のお店↓ このような韓服のお店が、全州韓屋マウルにたくさんあります。

全州だけでなくソウルでも、韓服を着て観光スポットや街を歩く若い女性観光客がいっぱいでした。

全州韓屋マウルでは、チマチョゴリを着て扇子を片手に歩いている若い男の子がいました。歩き方はやや蟹股、きっと注目されたいだけでしょうね。

 

唯一残る全州の城門「豊南門」。

 

豊南門からすぐ近くにある「殿洞聖堂」。右側の聖堂が欠けてしまいました。

聖堂はこんな風です。韓国で最初の殉教者を称えるために建てられた聖堂だそうです。

 

この殿洞聖堂の向かいにある「慶基殿」↓。全州韓屋マウル必見のスポットです。

この日の拝観料は無料でした。

いつも思いますが、日本の神社の鳥居に似ています↓。

敷地内には、サルスベリの花があちこちに綺麗に咲いていました。

 

「慶基殿」は、朝鮮王朝を建国した太祖・李成桂(イ・ソンゲ)を描いた肖像画を奉安するため、1410年に創建されました。また、全州は李成桂の本貫(本籍のようなもの)地としても知られています。

 

正殿に奉安されている李成桂肖像画↓。

慶基殿は、韓国ドラマや映画のロケ地としてもよく利用されています。

この竹藪は、ドラマや映画で見たことがあります。

 

さて、慶基殿を出て通りを歩いている時に、「PNB」というチョコパイの有名なお店を見つけました。以前来た時は知らなかったお店だったので、今回はいくつか購入してみました。お店もチョコパイも写真を撮り忘れました。

私の感想としては、とっても美味しかったです。特にオリジナルのチョコ味よりチーズ味が美味しかった。もっと購入すればよかったと後悔です。ただ、賞味期限があまりないので、注意が必要です。

 

雨でしっとり濡れた石畳や伝統家屋、レンガ塀が素敵です。

後で、この左手のカフェ↓に入ります。素敵なカフェでした。

たくさんある路地にも一つ一つ足を踏み入れてみたいところですが、体力と時間がありません😢。


⑤へつづく