yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国⑤

全州韓屋マウルの一角で、韓国伝統舞踊にしばしうっとり!

 

韓屋マウルを歩いていると、こんな場所に辿り着きました。雨脚がやや強くなってきて休憩もしたかったので、ちょっと覗いてみることに。

その時、タイミングよく何やら公演が始まりました。グーグルマップで調べると、ここは「全州ソリ文化館」となっています。

韓国の伝統舞踊の公演のようです。演奏や歌がスピーカーを通して、結構なボリュームと迫力で流れてきました。この時間はリハーサルだったかもしれませんが、興味深く覗いていく外国人観光客が多かったです。

今まで韓国伝統舞踊を見ることが何度かありましたが、女性の舞いしか見たことがなく、男性が舞う姿を初めて見ました。それは静かで優雅な動きです。それでありながら、何か訴えかけてくるような所作に、いつの間にか不思議と引き込まれてしまいました。

 

舞台の前に観客席が設けてありますが、雨降りのため観客は屋根の下にあるベンチに座って見たり、立ったまま見たり、どの人もじっと見入っているようでした。

 

「全州ソリ文化館」は、パンソリなどの歴史や様々な展示も見学できるようです。この日は水曜日で、常設公演(期間は限定されている)にちょうど当たったようで幸運でした。

ソウルの劇場で見るような華やかさはないですが、これもいいもんだなと思いました。

この伝統家屋の文化館の外にあった看板です。

 

一時間ほどこの場所で過ごした後、ちょっと気になる路地に潜入。

壁画アートが描かれた素敵な路地。

この路地にカフェと書かれたお宅があったので入ってみましたが、ここは宿泊も出来る韓屋で、宿泊客や足湯を利用する人達のためのカフェでした。左の木立の中↓に足湯の施設があります。

 

今回折角なので、全州での宿泊を韓屋のお宿にしようか検討しました。とっても素敵な体験になりそうなんですが、床に布団を敷いて寝るのは、疲れがとれるだろうか? 隣の部屋など音が響くんじゃないか? とかいろいろ考えて、結局普通のホテルに宿泊することにしました。

 

路地を抜けると、先ほど通った通りに出てきたので、このカフェに入って休憩。店内は大きなガラス窓で囲まれていて、開放感がある素敵なカフェでした。

紅茶を注文したつもりが、出てきたのはこれ↓。メニューには「レモンティー」と書かれていました。でも、レモン果汁が濃くて、とっても美味しかったです。

 

⑥につづく

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国④

全州韓屋マウルの散策

 

ホテルを出て目指すは「全州韓屋マウル」。すぐに韓屋マウル方面を示す標識が見えてきたので、迷うことなく行けました。

 

最初に偶然見つけた「全羅監営」↓(The supreme local government of Jeolla-do)。英文のパンフレットはありましたが、日本文はありませんでした。李氏朝鮮時代の全羅道の地方最高官庁のような所だと思います。

以前来た時には見なかったスポットで、新しく復元されたのかもしれません。

中心の建物「宣化堂」↓

「宣化堂」の裏側、敷地内の一番奥にある「内衙」↓ 監司(道の長官)の住居だった建物だそう。

「観風閣」↓

「善政碑」↓

 

この「全羅監営」の近くにビビンバの有名なお店があったので、そこでお昼ご飯を食べることにしました。「家族会館」というお店です。

この頃、すでに雨が降り出していたので、外からの写真を撮っていません。

お店は建物の2階にあります。私は生肉がやや苦手なので普通のビビンバ、友達はユッケビビンバを注文。小皿に盛られたおかずがいっぱい並ぶのは、毎回嬉しいことです。大好きなケランチもついてきました。(いつものごとく食べかけの写真です。)

店内です。

長い歴史と伝統を誇る全州の町は、食文化も豊かで、特に「全州ビビンバ」は有名で、国の無形文化財になっているそうです。また、ビビンバ発祥の地とも言われています。

このお店のビビンバも美味しかったです。でも、個人的には、私はおこげが美味しい石焼ビビンバの方が好みかな・・。

ところで、お店に居る間、トントンカンカンという板を叩く音が響いていました。多分、奥の厨房でユッケを作っている音ではないかなと思いました。

 

そのお店から南に下って行くと、「豊南門」へ着きます。

 

その途中にあった「花酒談」というお店。高麗人参など漬け込んだお酒がずらりと並んでいました。とても珍しくて写真を撮りました。

お花は造花のように見えます。

 

韓服のお店↓ このような韓服のお店が、全州韓屋マウルにたくさんあります。

全州だけでなくソウルでも、韓服を着て観光スポットや街を歩く若い女性観光客がいっぱいでした。

全州韓屋マウルでは、チマチョゴリを着て扇子を片手に歩いている若い男の子がいました。歩き方はやや蟹股、きっと注目されたいだけでしょうね。

 

唯一残る全州の城門「豊南門」。

 

豊南門からすぐ近くにある「殿洞聖堂」。右側の聖堂が欠けてしまいました。

聖堂はこんな風です。韓国で最初の殉教者を称えるために建てられた聖堂だそうです。

 

この殿洞聖堂の向かいにある「慶基殿」↓。全州韓屋マウル必見のスポットです。

この日の拝観料は無料でした。

いつも思いますが、日本の神社の鳥居に似ています↓。

敷地内には、サルスベリの花があちこちに綺麗に咲いていました。

 

「慶基殿」は、朝鮮王朝を建国した太祖・李成桂(イ・ソンゲ)を描いた肖像画を奉安するため、1410年に創建されました。また、全州は李成桂の本貫(本籍のようなもの)地としても知られています。

 

正殿に奉安されている李成桂肖像画↓。

慶基殿は、韓国ドラマや映画のロケ地としてもよく利用されています。

この竹藪は、ドラマや映画で見たことがあります。

 

さて、慶基殿を出て通りを歩いている時に、「PNB」というチョコパイの有名なお店を見つけました。以前来た時は知らなかったお店だったので、今回はいくつか購入してみました。お店もチョコパイも写真を撮り忘れました。

私の感想としては、とっても美味しかったです。特にオリジナルのチョコ味よりチーズ味が美味しかった。もっと購入すればよかったと後悔です。ただ、賞味期限があまりないので、注意が必要です。

 

雨でしっとり濡れた石畳や伝統家屋、レンガ塀が素敵です。

後で、この左手のカフェ↓に入ります。素敵なカフェでした。

たくさんある路地にも一つ一つ足を踏み入れてみたいところですが、体力と時間がありません😢。


⑤へつづく

 

 

 

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国③

韓国・全羅北道全州市

 

韓国2日目。朝、ホテルをチェックアウトし、最寄りの地下鉄駅「乙支路(ウルジロ)4街駅」に向かいます。この日は雨の予報ですが、まだ雨は降っていなかったので助かりました。途中、魚の干物など乾物類がたくさん売られている市場がありました。

「中部市場(中部乾物市場)」↓

道路を挟んで向かい側にも市場があります。「芳山市場」↓です。

韓国には、あちこちにこうした市場が残っているんですね。時間があったら、市場内を歩いてみたかったです。それにしても東大門界隈は市場だらけです。

 

乙支路4街駅で、WOWPASSカードのTmoneyにチャージをしました。地下鉄2号線に乗って、隣の乙支路3街駅で3号線に乗り換えます。

実は、このTmoneyでエラーが度々出ました。原因はよく分かりません😭。でも、その都度近くにいた方達に親切にして頂き、本当に有難かったです。

3号線に乗る際にお世話になったご婦人が、同じ方向に乗り合わせ「あと6つ目の駅で降りなさいね。」と言って先に降りていかれました。本当に皆さん親切です。

江南にある「高速バスターミナル駅」で下車し、セントラルシティへ向かいます。以前にも一度このターミナルから高速バスを使って全州へ行ったことがあります。でも、すっかり綺麗になって変っていました。

 

セントラルシティターミナルのチケット売り場↓。

周囲を見渡すと、こんな感じです。ショップがたくさんあります。

朝ご飯がまだだったので、このフロアの奥にあるコンビニでサンドウィッチと飲み物を買いました。

9:00発の全州行チケットをゲット。料金は22,000ウォン。

バスに乗車。韓国の長距離高速バスには種類があり、このバスは座席が3列並びの優等(ウドゥン)です。座席がゆったりしていて、長時間の乗車でも快適。

バスの前方モニターには、現在の席の状況が表示されています。オレンジ色:搭乗完了、水色:予約席、白色:残席を表しています。

ソウル郊外に出ると、細長い高層マンション群がたくさん見られました。地震大国日本では見られない光景です。田舎の風景は日本の田舎とよく似ています。

途中、天安(チョナン)のSAで15分の休憩がありました。皆さん、トイレに直行します。SAには美味しそうな食べ物がたくさん売られていて、もっともっと時間が欲しかったです!

友達が「カフェロティ」(多分そんな名前だった)を買いました。10年以上前に東南アジアを中心に人気だったパンです。コーヒーメロンパンのようなパンです。中がしっとりしていて、とても美味しいパンです。日本ではもう姿を消してしまったかな?

 

さて、全州市内に入ってくると、こんな横断幕が見られました。この時期の韓国旅行で、最も心配していたことです。日本の原発処理水に関する横断幕です。意外にソウルでは見なかったような・・(気づかなかっただけかもしれませんが)。

さて、約2時間30、40分くらいだったかな?全州のバスターミナルに到着。乗客は一斉に席を立って降りる準備、そこで2人席の窓側に座っていた私も席を立ち通路へ足を伸ばしたところで、「あぁっ~!」と通路に無様に転倒。優等バスの席は、リクライニングの他にフットレストもボタンを押すと持ち上がる仕組みになっています。多分、そこに足を引っかけてしまったのだと思います。ドッターンと転んだのではなく、へなへなと倒れ込んだ感じです。

とにかく、この旅はいろんなドジを繰り返します。タクシーに乗る際に頭をぶつけて、運転手さんに笑われたことも・・😢。

 

タクシーで「ベストウェスタンプラス全州ホテル」へ行き、チェックインには早いので荷物を預かってもらいました。

フロントスタッフの方に、お昼ご飯に予定していたお店への行き方を尋ねたら、スマホで調べてくれました(もはや自分で調べる気全くなし!)。NHK BSで紹介されたことがあるビビンバのお店ですが、その日(水曜日)はお休みだとのことでした。私の事前リサーチ不足です。聞いてみて良かった。

因みに「ハ・スッキョン・カマソッビビㇺパ」(旧中央会館)というお店です。

 

④へつづく

 

 

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国②

活気ある人気スポット広蔵市場で夕食

 

広蔵市場へ行く途中、WOWPASSカードの発行をするために、近くの「ホテルUS」に立ち寄りました。このホテルも新しく出来たばかりのようでした。

このホテルの1Fフロント前にWOWPASSカードの無人両替機(WOW EXCHANGE)が設置されています。昨年、外国人観光客向けに導入されたばかりなので、このカードを作るのも初めての経験です。プリペイドカード、両替機能、Tmoney(交通系ICカード)の3つの機能がついたカードです。

発行する際にはパスポートが必要。タッチパネルは日本語が選択できるので簡単に出来ます。ところが、日本円でお金を投入後、なかなかカードが出てきません💦 思わず、 フロントにいたホテルスタッフに「カードが出てきません!」と訴えると、「電話してください。」と即返事が返ってきました。よく見ると両替機の横に電話ができるようになっていました。

「チョナハセヨ!」と突き放されたように言われると、日本人としては、一瞬何と冷たい言い方をするんだと思ってしまいますが、冷静に考えれば、そのホテルにその両替機が設置されているだけで、ホテルスタッフには責任がないのでしょう。

あたふたしていると、両替機の下の方にある受取口に、心なしか控えめにポトンとカードが出てきました。何と時間が掛かるんでしょう‼ でも、二人目の時はばっちり! 冷静に待ちました(笑)

たまたまこの機械がそういう反応だったのかもしれませんが、せっかちな日本人は注意しなければいけません(きっと私だけかもしれませんが)。

 

このWOWPASSカードは専用アプリと連携すると、残高や支出の履歴を見ることが出来るので便利です。夕食後ホテルに戻ってから、日本で入れておいたアプリと連携しました。・・・と、ここまでは順調?に事は進みました。

 

外は雨が降った後で、ソウルは暑い日本とは違って大分過ごしやすい気温でした。すぐに「広蔵市場」に到着。

この市場には、以前にも名物のピンデトックを食べに来たことがあります。たっぷりの油で揚げるように焼かれた熱々のピンデトックは、外側がカリッとしてとっても美味しかったです。

市場内のお店を見ながら歩いて、最後に決めたお店(屋台)の前です。

食べたかったピンデトックもありました。私はお酒が全く飲めないのでファンタを注文。

友達はビールを注文。そして、日本の天ぷらと同じようなティギムかと思ったのですが、ジョン↓のようでした。食べ物は二人でシェアして食べました。

ピンデトックは、作り置きしてあるものを温め直して出されるので、少し残念でした。焼きたてだったら、もっと美味しかったはずです。

そして、オデンも注文。このオデンのスープには、粉唐辛子が入っていて、ぴりっと辛かったです。二人で「美味しいね。でも、ちょっと辛いね。」なんて話していたら、このお店のアジュンマが「何?」という表情で見るので、そのことを伝えると「当然辛くなくっちゃ!」と言葉が返って来ました。

元気で陽気なアジュンマは、お客さんを前にトロット(韓国の演歌)を歌い出しました。とても上手! お店の隅には、来店した有名人と一緒に撮った写真や、やや派手目の衣装を着て歌う彼女の写真が飾られていました。

きっとこの市場の名物オバサンだと思います。

写真を撮ろうとすると、ポーズを取ってくれました。このアジュンマとのやりとりが楽しいお店です。

 

食べ終わって、まだ見てない市場内をぐるりと見て外に出ました。それから、ホテルに戻るべく夜道を歩いていましたが、どうも来た時とは違う道を歩いているみたいだと気づきました。それもそうです、市場に入った時と違う出入口を出ていたからです。外の景色がそっくりだったので、そのことに気づきませんでした💦

韓国旅行の直前に慌てて入れたNAVERマップのアプリ、位置情報の利用を許可してなかったのか、自分のいる位置が分からないという事態😭 またまたドジをやらかしました。でも、幸いなことに目に入ってきたのが、ライトアップされた「東大門」でした。

スマホの地図を見ながら歩いている日本人に会ったので聞いてみたのですが、その方も目的地とははずれた方向に歩いているところでした。夜道は方向感覚を失います。

そこからは、持っていた地図(小冊子)を頼りに何とかホテルまで戻りました。この地図は日本で購入した旅行雑誌の付録でしたが、この地図の情報が不十分なところがあり結構戸惑いました。この程度だったら、Google Mapを開いて見ればよかったかもしれません。

 

この日の歩数です。

 

明日は、全州へ向かいます。

 

③へつづく

 

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国①

コロナが始まって以来、初の海外旅行へ行って来ました。どこへ行こうか迷いましたが、

・円安の影響を受けにくい

・近くて航空券が安い

・K-ETAの免除(2023年4/1 ~ 2024年12/31)

これらの条件を考えて、今行くなら韓国しかないという結論に達しました。

 

韓国へは7年ぶりの渡航ですが、そもそもK-ETAなんて以前は無かったのに・・。

また、この間に韓国はキャッシュレス化が進んで、現金が使えないお店もあるとか・・。

あれやこれやと事前情報を得れば得るほど、シニア世代の私としては少なからず動揺。

さて、久々の海外旅行、どんな旅になることでしょうか??

 

成田空港から韓国・仁川空港へ

 

今回の旅は友達と二人旅です。8月末、成田空港から大韓航空でソウルへ。

久々の空港は何度も来ているのに、初めて来たような緊張感。何がどこに位置しているのか、すっかり忘れかけていました。

座席は事前にネットで取っておいたので、簡単にチェックインを済ませスーツケースを預け、早めに搭乗口まで向かうことにしました。

 

ところが、手荷物検査の際、私の手荷物は向こう側のレーンを流れていく・・「えっ⁈ どうして?」。

その訳は、私の手荷物に日焼け止めクリームが入っていたからです。怪しい手荷物は向こう側のレーンに振り分けられるということですね。結果、没収! クリームの中身は少なくなっていましたが、容器が僅かに規定より大きくダメでした😢。

韓国に着いた後にスーツケースから出そうと思っていた小さなバックパックを、早めに成田空港で出してしまったのが原因です。そこに日焼け止めクリームを入れたおいたことなどすっかり忘れていました。そのため空港の免税店で新しいものを購入。

早速ドジをやらかしました💦

 

搭乗する大韓航空機です。搭乗口で待っていると、搭乗開始が遅れるとのアナウンスがありました。

 

ところで、今回はWiFiルーターのレンタルを予約しました。自分で予約してレンタルするのは初めての経験です。SIMカードという選択肢もありでしたが、二人旅なのでWiFiルーターのレンタルにしました。

ルーターを受け取る際には、空港カウンターの係の方が丁寧に教えてくださり大変助かりました。

 

飛行機は、予定の時間より20~30分ほど遅れて離陸。機内の楽しみ機内食、スウィートポテトサラダが美味しかったです(芋好きなので)。

 

仁川空港第2ターミナルに到着したのは、ほぼ予定の時刻でした。この第2ターミナルに降り立つのも初めての経験です。以前は第2ターミナルはありませんでした。

座席前のモニターの映像↓

無事に入国審査を済ませ荷物を受け取り、先ずは空港で日本円の両替を済ませリムジンバス乗り場へ。

この日宿泊するホテルは、東大門の「トラベロッジ東大門ホテル」。ソウル駅から少々離れているので、リムジンバスで行くことにしました。

私達が乗る6001番のバスを待ちます。バス代は17,000ウォン。

バスを降りる場所は、事前に調べておいたバス停より一つ手前でも大丈夫だと、チケット売り場の女性が教えてくれました。

東大門のベイトンホテル前で下車すると、その場所から私達が泊まるホテルもすぐに見えました。

 

ところで、韓国のホテルを予約サイトで探している際に、驚いたことに以前に聞いたこともないホテル名がずらり! この日のトラベロッジ東大門ホテルも新しいホテルのようでした。以前はイビスホテルだったようです。

お部屋はこんな感じで、シャワーのみであまり広くありませんが、この日は夜に到着して寝るだけなので充分です。

シャワールームの隣はトイレ。

洗面所は入口から部屋へ通じる所にありました。珍しい配置です。でも、一人がシャワーやトイレを使用している間に、洗面所を使えるのは便利でした。

このホテルを選んだのは、徒歩圏内の「広蔵市場」へ行きたかったのが一つの理由です。荷物を置いて、すぐに歩いて広蔵市場へ向かいました。

 

②へつづく

 

 

 

はじめて公開します

はじめまして

 

本日、初めてこのブログを公開します。

コロナ禍でブログを始め、これまで限られた若干名の友人にのみ公開していました。

 

気ままに、のんびりと、マイペースで綴るブログですので、気が向いた時に覗いていただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

旅好きで旅の回数は多いものの、毎回珍道中を繰り返しています。

先ずは、忘れないうちに、8月末に3泊4日で行った韓国旅行の珍道中ぶりを書きたいと思います。

 

古代蓮を見に行って来ました

今年の夏は異常な暑さに見舞われ、暑さに弱い私は2回ほど熱中症になりかけました💦もっと身体を鍛え、規則正しい生活を心掛けなければいけないと大いに反省!

 

行田市古代蓮の里」と「忍城址」

 

さて、7月に埼玉県行田市の「古代蓮」を見に行って来ました。以前からこの古代蓮のことは知っていましたが、蓮の花が綺麗に咲いているのを見るためには、朝早く出掛けなければなりません。なので、なかなか機会がなかったのですが、今回は友達の誘いで早起きして行って来ました。

そして、行って見てびっくり! こんなにたくさんの蓮の花が咲いているとは思いもしませんでした。

 

園内図↓

南側駐車場から一番近い池に咲く蓮の花。園内図を見ると「世界の蓮園」となっています。

木道を歩くと、人の背丈より高く聳えています。私の目の高さから撮った写真。

パンフレットによれば、この園内には42種類の蓮の花が生育しているとのことです。

 

園内を進んで行くと、「古代蓮池」がいくつか点在していました。

行田の古代蓮は、1400年前~3000年前の蓮であると言われています。昭和46年公共施設建設工事の際、地中深くに眠っていた多くの蓮の種子が偶然出土し、自然発芽して一斉に開花しているのが発見されたのだそうです。

 

行田蓮(古代蓮

 

スイレンが咲く池もありました。

水辺に様々な種類のトンボもよく見かけました。なかでも木立の中で群れをなすハグロトンボは圧巻でした。

奥の方にある「水鳥の池」です。

 

園内にある高さ50mの展望タワーにも上ってみました。

ガラス越しなので分かりづらいですが、蓮池を上から見た様子です。

緑の田んぼの向こうに「さきたま古墳群」の前方後円墳が見えます。この古墳には、数年前にも来たことがあります。「古代蓮の里」とこんなに近いとは・・・。

さきたま古墳群へ行った時の写真を探したら、古代蓮の里の展望タワーが写っていました。因みに、この前方後円墳は、有名な鉄剣が出土した「稲荷山古墳」です。

そして古代蓮の他にも見どころがありました。見事な田んぼアートです。

2023年のテーマは、11月23日に全国公開される『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~ 』だそうです。全国公開を記念したコラボレーションデザインだとのことです。

 

展示室も覗いてきました。

 

そして、次に向かったのは「忍城址」です。「さきたま古墳群」とこの「忍城址」には、子供たちが小さかった頃、家族で訪れたことがあります。ところが、行田の足袋産業の展示がしてあったことは印象に残っていますが、それ以外のことは遠い昔のことですっかり忘れていました😭。再訪できて良かったです。

 

忍城(おしじょう)は、室町時代に忍川が流れ込む沼地に築城されました。豊臣秀吉の関東平定の際に、石田三成の水攻めにも耐えたことで知られています。また、映画『のぼうの城』のモデルになったことでも有名です。

城は明治時代に入って解体され、現在ある建物は「行田市郷土博物館」になっています。

行田市郷土博物館」↓

この階段を上って入口に近づくと、外国人団体客を前に侍の装束を纏ったスタッフが説明をしている最中でした。外国人団体客といっても西欧人の方達で、とっても珍しいなと感じました・・。

博物館には、古代から近世までの行田や足袋産業に関する展示がされていました。特に古代の古墳文化展示コーナーでは、出土した遺物はなかなか見応えがありました。

 

復元された「忍城御三階櫓」↓。この櫓にも上ってみました。博物館の一部となっていて展示室になっています。

この門へ通じる橋の付近に、綺麗なカワセミがいました。ちょうどこの辺りで、ボランティアスタッフと思われる年配の方に出会い教えてもらいました。また、この城に関してもいろいろ説明してくれました。

門の前に綺麗なお花を浮かべた花手水↓。
その年配のスタッフの方によれば、タモリさんが来たので、このような飾りつけをしたのだと話していました。私は知らなかったのですが、NHK総合テレビブラタモリ』で、行田市が紹介されたばかりだったようです。


櫓の脇を通り抜け別の門へ。この門をくぐり抜けると、現存する一部の土塁が見られます。門を外側から見たところです。

当時を偲ぶことができる「本丸土塁」の一部だそうです。

 

城内は木陰がたくさんありますが、それでもとにかく暑かったです。

ボランティアのおじさんは、ずっと私達について来て親切に説明してくれましたが、あまりの暑さで説明もろくに耳に入らなくなってくるほどでしたので、早々に切り上げました。

 

その後、お楽しみのランチタイム。市内の「カフェ閑居」でランチしました。とっても美味しかったです。古民家カフェで建物内部も素敵な佇まいでした。

 

行田市は埼玉県名発祥の地と言われています。そんな歴史ある城下町には随所に歴史を感じさせる地名や建物が残っています。季節のいい時期に街歩きするのも楽しそうです。また、古民家カフェのような素敵なお店もたくさんありそうです。