yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

曇天の日、黄皮のドライフルーツと菊茶でまったり

 

昨日は朝から曇り空の一日、特に外出予定もなし。こんな日は、一日のんびり自宅で過ごすことに。(・・と言っても、いつものんびりしていますが。)

最近久しぶりに会った友人から「黄皮(ワンピ)」のドライフルーツと菊茶を頂いたので、まったりティータイムです。

この友人は香港出身で、日本人の旦那様と結婚し、私と同じ市内に住んでいます。同じ市内と言ってもお互いの家はかなり離れているので、最近はすっかりご無沙汰していました。

彼女は色んな方面に幅広く活躍していて、普段忙しいということもあります。一方私は、係わっていた細やかな仕事やボランティア活動を数年前に全て退いて、のんびり過ごす日々です。

そんな訳で本当に懐かしく、ランチとお茶しながら、家族や子供のこと、最近活動していること等々、尽きないお喋りで午後の時間を費やしました。

私は2019年2月に香港へ行きました。その頃は、まだ穏やかな香港でした。彼女は2年ごとに香港へ里帰りするそうで、2019年の時は実家から帰省を止められたそうです。でも、「今の香港は以前と変らないよ。」とも話していました。

 

さて、このドライフルーツをいただいて、私は黄皮を初めて知りました。「ワンピ」は広東語だと思います。調べてみると、中国南部原産で東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されているようです。果実は黄色くブドウに似ているそう。

夏が旬で、香港の新界でも栽培されているとの情報もあり、過去の写真を探してみました。「あっ、あった!」と一瞬嬉しくなりましたが、よく見るとこれは「龍眼(ロンガン)」でした。香港の新界で夏に撮った写真↓です。

ネットで調べてみると、黄皮の実もこんなふうに実をつけよく似ています。

龍眼やライチは日本人にも知られていますが、黄皮は珍しい果物です。これは香港の「春秧街」で売られていたライチと龍眼です。

 

お茶にした菊は、チベットに咲く菊の花だそうです。小さな花ですが、湯飲みに一個入れるだけで色が出て、ほんのり香ります。心が落ち着くお茶でした。

どちらも中国風な香りがします。黄皮のドライフルーツは、この時初めて袋から出しました。そこから漂う匂いを嗅いで、私は無理かもと思いましたが、食べてみると柑橘系果物のドライフルーツのようなお味で美味しかったです。

 

果物大好きなので、いつか是非生の黄皮も食べてみたいです。甘酸っぱくて美味しいそうです。