yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

扉を開けるとそこは別世界、スペイン料理『すぺいん亭』

 

先週末、友達の誘いで埼玉県川越市にあるスペイン料理店『すぺいん亭』に行って来ました。この日は朝から雨降りで荒れた日でしたが、午後は雨が上がる予報だったので、予定通り決行しました。

 

現地に行くと、スペイン料理店とは想像もつかないあっさりした外観で、うっかりすると通り過ぎてしまいます。お店の前に大きなパエリア鍋が飾られているのが目印です。

雨が降っていたので、外観の写真を撮っていません。

 

駐車場には、生憎の天候にもかかわらず沢山の車が停まっていました。そして、半ば恐る恐る扉を開けて店内に入っていくと、びっくり! まるで別世界です。薄暗い店内には、スペインタイルやモザイクで飾られた柱や壁、中央には大きなオブジェ、そしてステンドグラスまで。

案内された席の近くです。

 

さて、注文したお料理は、ランチメニューの「パエリアランチ ラマンチャの華」です。いつも注文したメニューの内容を忘れてしまうので、今回はメニューの写真を撮ってきました。

ここにも書かれているようにパエリアは、本場スペイン・スエカのパエリアのコンクールで1位を獲得した自慢の一品だそうです。

 

お料理が来ました。左が「スペインオムレツ」、右が「葡萄入り2色のガスパチョ」。スペインオムレツがふんわりして、とっても美味しかったです。私が作ると外側が固くなって中まで均等に熱が入りません😢。

葡萄が入ったガスパチョは、初めてのお味でした。葡萄が冷たいスープによく合い美味しいです。

メインの「パエリア」です。具材たっぷりで見た目も綺麗に盛り付けられています。

スペインに行った時、一度だけ本場のパエリアを食べました。大きなパエリア鍋がワゴンに載せられて席まで運ばれ、その熱々のパエリアを皿に取り分けてくれました。それは、もっとリゾットに近かったように記憶しています。

このお店のパエリアは、ピラフに近い感じがしました。もちろん美味です。

途中、揚げたての「チュロス」が出てきました。お店のサービスらしいです。揚げたてで、とっても美味しかったです。

最後にデザートの「ラマンチャの華」とカプチーノが出てきました。このお菓子がこのメニュー名にもなっているラマンチャの華です。フローレス・マンチェンガスというお菓子のようです。パイ生地をお花のように揚げたお菓子の上にバニラアイスクリームが載っています。濃厚なアイスクリームを絡めて食べると美味しかったです。

 

席の傍には、こんな大きなパエリア鍋が飾られていました。

お皿が壁にいっぱい・・。

食後に店内を見させていただきました。2階にも席があります。

このお店は、何とオーナー自身の設計で、オーナーと店舗スタッフが20年以上の歳月をかけて造り上げたそうです。凄いですね! 建物の外にスペインから取り寄せたと思われるタイルが置かれていました。

地下はワインセラーになっているそうです。

 

また一つ素敵なお店を見つけて嬉しいです。でも、ここも家から遠いです。

 

お気に入りのカフェレストラン『さくら坂Vivace』

 

穏やかな秋の日、お気に入りのカフェレストランへ行って来ました。(ちょっと前のことです。)

素敵なカフェやレストランがあると、車で一時間以内くらいの範囲であれば、どこでも出向いて行きます。

ここは茨城県守谷市にあるカフェレストランで、私のお気に入りのお店の一つです。テラス席でのお茶を楽しむには最適な一日。

 

この日のランチ、ビバーチェセットを注文。

前菜のサラダとウェルカムドリンク。野菜は地元産の野菜だそうです。新鮮でシャキシャキして本当に美味しい。

次にスープが出てきました。何のスープか忘れてしまいました😭。日によって変わります。

この日友達が選んだメインディッシュ、何種類かのチーズ載せピザで、とても美味しかったです。デザートとして食べてもいいと思えるお味でした。

私が選んだメインディッシュ、パスタ。カルボナーラを選択。一緒に行った友達とそれぞれシェアして食べました。

 

お料理はもちろん美味しいですが、私はお店のロケーションが特に気に入っています。丘の上にある古民家カフェレストランで、テラス席からは長閑な田園風景が見渡せます。

食事はテラス席でも食べられますが、メニューが店内と少し違うようです。私は店内で食事をして、ドリンクだけテラス席でいただくようにしています。そのように伝えておくと、このように飲み物をバスケットに入れてくれます。それを持って屋外のテラス席へ。

そのテラス席から見える この景色‼ 

四季折々のこの景色を楽しみたくて、約一時間掛けてここまで来ます。真夏の風景もきっと良かったでしょう。でも、何せ今年の夏は暑すぎて来ることが出来ませんでした。

まるでイタリアの片田舎にいるような、そんな気分に浸れる空間です。

ランチタイムの店内は2時間以内という制限がありますが、テラス席は制限がなく、ゆっくり景色と飲み物を楽しむことが出来ます。

 

敷地内には、イタリア雑貨のお店もあります。店内にはイタリア雑貨の他に、地元産の野菜も売られているので、新鮮な野菜を買って帰ることも出来ます。

 

友人からこのお店を教えてもらい、最初に訪れたのは3月8日でした。その日は『ミモザの日』だったようで、店内や屋外の至る所にミモザが飾られていて、とっても素敵でした。そして、お土産までいただきました。

それ以来、すっかり気に入って何度か足を運んでいます。家からちょっと遠いのですが、一時間かけて行く価値は充分あると思っています。



 

曇天の日、黄皮のドライフルーツと菊茶でまったり

 

昨日は朝から曇り空の一日、特に外出予定もなし。こんな日は、一日のんびり自宅で過ごすことに。(・・と言っても、いつものんびりしていますが。)

最近久しぶりに会った友人から「黄皮(ワンピ)」のドライフルーツと菊茶を頂いたので、まったりティータイムです。

この友人は香港出身で、日本人の旦那様と結婚し、私と同じ市内に住んでいます。同じ市内と言ってもお互いの家はかなり離れているので、最近はすっかりご無沙汰していました。

彼女は色んな方面に幅広く活躍していて、普段忙しいということもあります。一方私は、係わっていた細やかな仕事やボランティア活動を数年前に全て退いて、のんびり過ごす日々です。

そんな訳で本当に懐かしく、ランチとお茶しながら、家族や子供のこと、最近活動していること等々、尽きないお喋りで午後の時間を費やしました。

私は2019年2月に香港へ行きました。その頃は、まだ穏やかな香港でした。彼女は2年ごとに香港へ里帰りするそうで、2019年の時は実家から帰省を止められたそうです。でも、「今の香港は以前と変らないよ。」とも話していました。

 

さて、このドライフルーツをいただいて、私は黄皮を初めて知りました。「ワンピ」は広東語だと思います。調べてみると、中国南部原産で東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されているようです。果実は黄色くブドウに似ているそう。

夏が旬で、香港の新界でも栽培されているとの情報もあり、過去の写真を探してみました。「あっ、あった!」と一瞬嬉しくなりましたが、よく見るとこれは「龍眼(ロンガン)」でした。香港の新界で夏に撮った写真↓です。

ネットで調べてみると、黄皮の実もこんなふうに実をつけよく似ています。

龍眼やライチは日本人にも知られていますが、黄皮は珍しい果物です。これは香港の「春秧街」で売られていたライチと龍眼です。

 

お茶にした菊は、チベットに咲く菊の花だそうです。小さな花ですが、湯飲みに一個入れるだけで色が出て、ほんのり香ります。心が落ち着くお茶でした。

どちらも中国風な香りがします。黄皮のドライフルーツは、この時初めて袋から出しました。そこから漂う匂いを嗅いで、私は無理かもと思いましたが、食べてみると柑橘系果物のドライフルーツのようなお味で美味しかったです。

 

果物大好きなので、いつか是非生の黄皮も食べてみたいです。甘酸っぱくて美味しいそうです。

 

 

韓国旅行 WOWPASSカードを使ってみて

 

今回の韓国旅行は、久しぶりの海外旅行で慣れないことが多く、戸惑うことが多々ありました。

中でも3つの機能付きWOWPASSカードです。振り返ってみると「このカードを上手に使いこなせなかったな~。」と思います。

ここでは、私がこのカードを使ってみた感想を書いてみたいと思います。

 

(1)プリペイドカードとして使用

韓国はキャッシュレス化が進み、その普及率は世界のトップクラスだと言われています。でも、実際行ってみると、まだまだ現金が使えるところが多かったように思います。

今回は友達と二人旅だったので、食事代やタクシー代などを一人がまとめて払い、後で精算する際に現金の方が精算しやすいです。そのため現金を使うことが多くなりました。個人で支払いをする場合、このWOWPASSカードは確かに便利でした。

 

(2)Tmoneyカードとして使用

プリペイドカードとして使用する分には何の問題もなかったのですが、Tmoneyカードとして使った時に、この旅行記でも書いたように度々エラーが出ました。

地下鉄に乗る時、初っ端からエラーが・・😭。でも今回の旅は、こうした時に毎回韓国の人に助けていただいて、本当に有難かったです。私の代わりに何度もカードをタッチしてくれたり、それでもダメだった時は一番端の開放されている改札機に誘導してくれました。(その改札機は職員用なのか、それとも車椅子や身体の不自由な人用なのか、私には謎の改札機です)そこで、確かHELPボタンを押したような記憶があります。押しても何の反応もありませんでしたが、周囲で見ていた人たちが、通ってもいいよというジェスチャーをしてくれました。「え⁉ これで通っていいの?」と半信半疑な気持ちのまま中に入りました。

 

こんなことが何度かあり、また上手く一回のタッチで通れることもありました。全く訳が分かりません。きっとカード自体に問題があったのだと思います。

帰国後ネットで調べてみると、Tmoneyカードにはこうしたエラーが出ることが多いようです。日本のカードほど精度が良くないのかもしれません。過去の韓国旅行でも毎回Tmoneyカードを使っていましたが、こんな事は初めてです。

また、地下鉄を使う際に外国人が困ることは、改札口に駅員がいないことが殆どです。HELPボタンの存在は知っていました。ボタンを押すと駅員と話すことが出来るとのことです。でも、私が通った開放されている改札機では、一度も反応がありませんでした。改札にはエマージェンシードアがあるそうですが、気が付きませんでした。

毎回地下鉄の改札口を通る時、上手く通過できるだろうかという不安でストレスになりました。それと、一番不安だったのが「もしかしたら、私は無賃乗車をしてる?」という心配でした。でも、それはアプリで解決できました。アプリでスキャンすると、Tmoneyカードの残高確認ができて、私が乗車した分の代金はちゃんと引かれていました。

 

(3)プリペイドカードとTmoneyカードとの混乱

今回、地方都市の全州市へ行きました。その全州の街で、コンビニでの支払いにWOWPASSカードをレジで出した時に、残高不足だと言われました。そんな不足するほど使ってないのに変だと思いながら、取り敢えず現金で支払いました。

友達も同様に言われ、その時チャージができると言うので、ソウルに戻ってから困ると思い、私は50,000ウォンもチャージしてしまいました。この時もWOWPASSカードは専用の両替機しかチャージ出来ないと思っていたので、変だなと思いながらも、時間がないのでそのままお店を出ました。

 

ソウルのコンビニでは起こりえないと思いますが、この全州のコンビニの店員さんはTmoneyで決済していたのです。Tmoneyは最初に5,000ウォンをチャージしただけなので、不足していたのだと思います。私は、地下鉄やバスに乗る以外はWOWPASSカードで支払うという固定観念があったため、この時全く疑うことをしませんでした。今思えば、このコンビニではWOWPASSカードが使えなかったのでしょう。

 

さて、最終日になって、Tmoneyに50,000ウォンほど残った金額を払い戻ししようと空港にあったコンビニでお願いすると、「20,000ウォン以下だったら払い戻しできるけど、あなたのカードにはそれ以上の残高があるので出来ません。」と言われてしまいました。そんなこと知らなかったよ~! そのことが書かれた紙もレジのカウンターに貼ってありました。

 

こうなったら買い物するしかない。もう少しお土産を買うつもりだったので、免税店で買い物をする際に「Tmoneyで支払います。」とはっきり伝えました。ところが、またまた残高不足だと言う。日本語ができる店員さんに、カードをスマホのアプリでスキャンして確かに残高が残っていることを見せました。店員さんは、スキャンして残高が出ることに驚いているようでした。「大丈夫です。もう一度やってみますね。」と、店員さんは何度かやっていましたが、その時もカードは読み取り機に縦に差し込まれたままでした。これって、プリペイドカードとして読み込んでいるということじゃない??

仕方ないので、ここでも現金で支払いました。実のところ、免税店でTmoneyが使えるのか分かりませんが、日本語が上手な店員さんなので、当然理解してくれたと思ったのですが・・。

 

結論をいうと、WOWPASSカードは、昨年7月から外国人観光客を対象に導入されたばかりのサービスなので、店舗や店員さんによっては、充分に知らされていないのではないかと思います。

使用する側もしっかり理解していないと、支払い時にプリペイドかTmoneyか間違えられてしまうことがあると思います。

そんな訳で、私のWOWPASSカードのTmoneyには、50,000ウォンほど残ったままです。これは、また行くしかないかな😊

 

 

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国⑧

韓国最終日、青瓦台の見学へ

 

今日は夕方の便で帰国です。午前中の予定は「青瓦台」の見学とスーパーでのお買い物。

フロントに荷物を預けチェックアウト。ついでにフロントの女性スタッフにホテル界隈のお粥のお店を尋ねました。教えてもらったお粥店は、ホテルから徒歩10分ほどだという。しかも青瓦台とは反対方向。

朝9時前に青瓦台正門前に行かなければなりません。すでに8時を過ぎようとしていたため、訳を話して、もっと近いお店を教えてもらいました。その朝食屋さんが「武橋洞の干し鱈スープのお店」でした。この時、女性スタッフの後ろで、別のスタッフが「ムキョドン、ムキョドン」と言っていました。その時は意味が分かりませんでしたが、この干し鱈スープのお店がある地名のことでした。お店の名前にも付いています。

 

このお店は人気店で、私達が入店すると、すぐに人が並び始めました。一足早く入店できて良かった! メニューは干し鱈スープのみ。席に着くや否や小皿に盛られた副菜が並び、すぐにスープも届きました。お粥店ではなかったですが、迅速で何よりでした。

あとで思い出したんですが、このお店は一度来たことがありました。その時は、お店の外に並んだ記憶があります。このスープは二日酔いに効くと言われています。当時は、あっさりしていて正直物足りないなと感じました。

それが今回は不思議なことに、スープが濃厚でコクがあって美味しいと感じました。歳のせいでしょうか?? 全部美味しくいただきました。特にアミの塩辛が美味しかった! 胡麻油とネギとの和え物のようで、ご飯に載せて食べると絶品でした。

 

その後、広い道路に出てタクシーを拾い青瓦台へ。

タクシーを降ろされた場所はここ↓。誰もいな~い! ここは正門ではありませんでした。

この門の背後にあるのは、多分「迎賓館」だと思います。

 

正門前に行くと、すでに人が集まっていました。美しい青い瓦屋根が見えます。

青瓦台」は、昨年当選した尹大統領が就任して一般市民に開放されるようになった「旧大統領府」です。朝9時から観覧が始まって、1時間半ごとに観覧受付があるようです。

正門の南側は、慶福宮の北側にある神武門↓です。

確か事前にパスポートのチェックがあったと思います。9時ちょうど正門が開けられ入場していきました。

 

青瓦台、国民のもとに』

青々とした芝生が広がっています。

中に入ると、係員が案内し説明があるのかなと思っていましたが、観覧は自由でした。ゲート前にあったパンフレットは、日本語がなかったので、英語版をもらって来ました。なので、よく分からないまま見てまわった気がします😢。

 

本館に入って中央にあるこの場所で、記念撮影が出来ました。立ち位置が決められています。

ところで、この階段を上って2階へ行く人が誰もいなく、私達も2階へは行きませんでした。大統領執務室があるはずなんですが・・。

廊下のシャンデリアが素晴らしい。

 

本館西側にあるお部屋には、歴代大統領の肖像画がずらりと並んでいました。

このお部屋に飾られていた豪華な刺繍の絵画です。

 

中央より東側のお部屋。廊下に沿ったお部屋には、歴代大統領の在任中の足跡や写真などが展示されていました。

パク・チョンヒ元大統領とパク・クネ元大統領、父娘の写真↓。

私は何故かシャンデリアばかり撮っています。

 

時代劇でよく目にする玉座の背後にある絵と同じ「日月五峰図」↓。

また、シャンデリア。お部屋ごとにデザインが違うシャンデリアです。

 

「チュンムシル(忠武室)」↓となっていました。漢字表記はこれで正しいかな?

 

正面に戻って来ると、そこにいた係員が「他にもレジデンスや春秋館など見られますよ。」と教えてくれました。

外に出て、大統領とそのご家族が住まわれたレジデンス(大統領官邸)を見に行きます。坂を上っていくので、ハーハー息が切れました。

この門をくぐると、お住まいだった建物です。

室内は見学出来ませんでしたが、建物を一周できるようになっていて、所々窓から中の様子が見られるようになっていました。

広い芝生のお庭。片隅に野菜が植えられていたのが印象深いです。

 

レジデンスを出てから見学したその他の建物です。

 

緑豊かな広い敷地内を歩いているだけで、とっても爽快でした。

約1時間半ほど見学して、「青瓦台」を後にしました。

 

青瓦台からタクシーでソウル駅まで行き、ロッテマートでお買い物です。買い物を済ませてタクシーでホテルに戻り、液体物はスーツケースに入れて荷物を整理しホテルを出ました。この間慌ただしく行ったり来たりしたのは、全てタクシーを使いました。

ソウル駅の旧駅舎↓

早めにソウル駅からA'REXで空港へ。ソウル駅では「ソウル駅都心空港ターミナル」でチェックインを済ませました。

大韓航空はパスポートチェックインが出来たので、パスポートだけ出していたら、「チケットか旅程表を見せてください。」と言われ、Eチケットを出すのに手間取りそうなので、慌てて自分で作った旅程表を見せてしまいました。それでもOKでした。便名を知りたかったのかなと思います。

 

空港に着いてから遅い昼食。チャジャンミョンとタンスユを食べました。

 

免税店で最後のお土産を買い、帰国便に搭乗しました。帰国便もまた離陸が遅れました。

帰りの機内食、再びスウィートポテトサラダの登場。好きなので美味しくいただきました。

 

成田空港に無事到着。日本の出国・帰国は顔認証。私はパスポートを新しくしたばかりだったので、係官の前に行ってスタンプを押してもらいました。

 

この日は、空港近くで後泊しました。最終日の歩数と距離です。

 

今回、Visit Japan Webの登録をして行きました。ところが、税関を通る時に、2つの有人レーンに列が出来ていました。どちらのレーンにも「紙の税関申告」と「電子税関申告」の両方通過できる表示がされていました。2つの申告方法の人が混ざって列を作っていたので、時間的に変わりませんでした。

電子税関申告の専用ゲートは、どこにあったの? 探す暇もなく2つの列が流れていくので、私もその一つに並びました。紙面で申告した友達の方が早く出ていました。

(終)

 

 

追記:

久々の海外旅行、年齢のことも考慮して全州では一泊にしました。結果、3泊とも違うホテルになってしまったので、荷物を持っての移動が大変でした。これは反省点です。一日だけの遠出だったら、ソウルから日帰りの方がいいかもしれません。

ただ、宿泊することで夜や朝に街の散策ができ、地方の雰囲気を味わうことができます。これも捨てがたい魅力です。

 

それから、旅行中ずっとノーマスクで過ごしました。韓国では9割以上の人がノーマスクで、お店の中や地下鉄の中でも、ほとんどの人がマスクをしていませんでした。外国人観光客は尚更でした。帰国後ちょっと心配でしたが、健康上に問題はありませんでした。

 

 

 

 

 

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国⑦

参鶏湯の有名店「土俗村」で遅い昼食

 

この日は前々から行きたかった「土俗村」で参鶏湯の昼食。ホテルから徒歩で向かいました。天気も良くなり「光化門広場」は、とても賑わっていました。何かしらの集まりやイベントがあったり、観光客や市民が思い思いにくつろいでいたり、さすがソウルの中心部という賑わいでした。

 

広場に立つ「李舜臣将軍の銅像」↓

この将軍は「文禄・慶長の役」で活躍した朝鮮の英雄です。銅像の下側面には亀甲船のレリーフ

 

世宗大王像」↓

向こうに見えるのは、慶福宮の「光化門」↓

世宗大王はハングル文字を創製しました。

 

「光化門」前は工事中。

 

すでに時刻は午後3時過ぎ、日本より涼しいとはいえ気温は31、32℃はあったと思います。湿度もそれなりにあって、暑い・・💦 二人とも日傘を差して歩きました。なるべく木陰のある通りを歩こうと孝子路を歩いて行ったため、左に曲がる角を一つ間違えたようです。何人かの人に尋ねて「土俗村」に到着。趣のある韓屋のお店です。

熱々に煮込まれた参鶏湯は、注文してから意外に早く出てきました。ひっきりなしに来店するお客さんのために、注文前から作り続けているんでしょうか? 午後3時過ぎという中途半端な時間にもかかわらず、店内はほぼ満席状態。

店員さんは外国語を話せる人を雇っているのか、隣席の中国人のお客さんに流暢な中国語で接していました。

お味は濃厚でとても美味でした。さすがに老舗の人気店です。

 

この後、「慶福宮」の見学。西側の入口から入り、敷地内の奥の方を見学しました。

 

「慶福宮」は李氏朝鮮時代を興した李成桂(太祖)によって、1394年に建てられた王宮です。

 

この慶福宮やその周囲には、韓服を着た人達がとても多かったです。綺麗な刺繍が施されたものから現代風な色使いやデザインのものまで、本当に美しいものばかり。着てみたくなる気持ちも分かります。

でも中には、カメラマンと一緒に写真だけを撮りに来ている若い女の子もいました。そのカメラマンが色んな指示を出しポーズをとらせて、やりたい放題だったのでしょう。そのため、敷地内の監視員と思われる職員とカメラマンの間で口争いになっていました。

私が目撃したのは、皆が座るベンチに女の子を土足で立たせて、ポーズをとらせている場面でした。やはりこれはダメでしょ! 

このカメラマンは注意され止めるかと思いきや、その注意を無視し、ぶつぶつ言いながらそのまま撮り続けていました。これもオーバーツーリズムと言うんでしょうね。

 

「慶会楼」↓ 国に祝事があった時に宴を催すために建てられた2階建ての楼閣。

時代劇によく登場する建物です。

「修政殿」を裏側から見たところ。

 

さらに奥の方に進んで行くと、池に浮かぶ島に建つ「香遠亭」↓があります。

池に蓮の花が咲いています。

 

「乾清宮」↓ ここは第26代高宗とその妃・明成(ミョンソン)皇后(閔妃)が暮らした場所。また、1895年、明成皇后が日本からの刺客により殺害された悲運の場所としても有名だそうです。

あの背後の山がいつも気になります。「北岳山」だそうです。慶福宮とよく調和しています。

 

香遠亭」を違う角度から。

 

「国立民俗博物館」↓ 慶福宮の敷地内にあります。

敷地内に咲いていたお花。

 

この後、東側の三清洞ギルに出てホテルに戻りました。途中、歩き疲れて光化門広場のベンチに座ってしばし休憩。

 

この日は昼食が大分遅かったので、夕食はコンビニで買ったもので済ませました。からりと晴れた一日で良かったのですが、暑さで疲れも倍増といった感じです。北村マウルや明洞へ行く計画もなくなりました。バスタブに浸かって早めに就寝。お部屋の写真も撮ってなかったです。

 

⑧へつづく

 

 

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国⑥

全州で一泊

 

さて、歩き疲れたのでタクシーを拾ってホテルに戻りました。この日泊まる「ベストウェスタンプラス全州ホテル」です。

珍しく洗面所とは別にシンクがありました。因みに、オレンジ色の袋は、PNBで買ったチョコパイが入っています。(この後、冷蔵庫に保管しました。)

部屋に荷物を置いて、夕食を食べに外出。少し歩き回りましたが、適当なお店が見つからず、結局ホテルの隣にあるお店で食べることにしました。この界隈は、コロナの影響なのかシャッターが閉まっているお店が多く、ちょっと淋しい街並みの雰囲気を感じました。

このお店は出来たばかりのようで、グーグルマップやNAVERマップで調べても載っていません。お店に入っていくと、会食(フェシ)で集まった人達の賑やかな話声が響いていました。メニューはハングルのみ、メニューを読めても、どんな食べ物か分かりません。店員さんに食べ物の写真があるか聞いたら、スマホに撮ってある写真を見せて説明してくれました。

 

私達が注文したのは、韓牛やタコが入った鍋料理(ジョンゴル)。辛くした日本のすき焼きのようで、とても美味しかったです。特に牛肉は美味でした。

お店の外側に掲げてあるお料理の写真↓(翌朝撮影)。私達が食べたのは、一番左側の料理です。

 

この日歩いた距離と歩数です。

 

ところで、ホテル予約の際、韓屋マウルを見渡せるよう高層階を希望しました。天気のせいか、距離がありすぎるのか、さほど高層階ではなかったのか、全く見えませんでした。

以前訪れた時に「梧木台」という小高い丘に登りました。その時の動画からとった瓦屋根が並ぶ韓屋マウルの景色です。

 

韓国3日目、今日はソウルに戻ります。

昨夜見つけた「EGG DROP」に朝ご飯を食べに向かいました。ところが、まさかの開店前。エッグドロップは韓国で人気の卵トーストサンドウィッチのお店です。もっと早く開店してほしいです! 仕方ないので、コンビニでサンドウィッチと飲み物を買って、ホテルに戻って食べました。

※この時もコンビニでWOWPASSカードのちょっとしたハプニングあり。このカードのことは、最後にまとめて書きたいと思います。

 

ホテルの近くにある「全州市庁」↓。 城門のようなデザインです。

 

タクシーで全州高速バスターミナルへ。チケット売り場の窓口が閉まっていたので、券売機で購入。タッチパネルは日本語が選択できます。

ちょっと予定より遅い時間のバスになりました。

 

帰りのバスも同様に天安のSAで休憩がありました。そこで買った小ぶりな栗味のパンです。外側のサクサクした生地がぽろぽろ落ちるのが難点ですが、中はもっちり、とても美味しかったです。

SAの売店はタッチパネルで注文します。そのパネルはハングルのみなので、注文するのにちょっとハードルが高いかもしれません。ハングルが読めても、瞬時に判断してタッチするのは結構大変です。

行きに立ち寄った時は失敗しましたが、そのお店の店員さんがとても優しい人で「大丈夫ですよ。」という仕草をして、店内側で一旦全部取り消して、やり直してくれました。帰りの時は、韓国人の人が前に並んでいたので、背後からじーっと盗み見してやり方を覚えました(笑)。でも、韓国人でも戸惑っている年配の方もいました。

 

SAでの休憩を終えて、その後バスは順調に走っていましたが、途中、事故渋滞に遭いました。救急車がけたたましくサイレンを鳴らし追い越して行きました。「わ~、ソウルに着くのが遅れそう!」と心配しましたが、渋滞になったのはほんの少しの間だけで、すぐに車はスムーズに流れ出しました。これは凄い!

韓国の高速道路は車線が多くて広いです。また、バスの専用レーンも設けてあるそうで、バスが遅れることはあまりないそうです。専用レーンがあることは気づきませんでしたが、思い出してみるとバスが車線変更をすることがなかったような気がします。

 

ソウルの江南にある高速バスターミナルに無事到着。地下鉄を乗り継いで、今日宿泊する「コリアナホテル」へ向かいます。ところが、乗り換えの際、反対方向の地下鉄に乗ってしまいました。またまたドジをやらかしました😭。

気を取り直して、市庁方面の地下鉄に乗り直し市庁駅で下車。地下道を歩いて「コリアナホテル」に到着。

 

⑦へつづく