yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

約3年8か月ぶりの海外旅行・韓国⑧

韓国最終日、青瓦台の見学へ

 

今日は夕方の便で帰国です。午前中の予定は「青瓦台」の見学とスーパーでのお買い物。

フロントに荷物を預けチェックアウト。ついでにフロントの女性スタッフにホテル界隈のお粥のお店を尋ねました。教えてもらったお粥店は、ホテルから徒歩10分ほどだという。しかも青瓦台とは反対方向。

朝9時前に青瓦台正門前に行かなければなりません。すでに8時を過ぎようとしていたため、訳を話して、もっと近いお店を教えてもらいました。その朝食屋さんが「武橋洞の干し鱈スープのお店」でした。この時、女性スタッフの後ろで、別のスタッフが「ムキョドン、ムキョドン」と言っていました。その時は意味が分かりませんでしたが、この干し鱈スープのお店がある地名のことでした。お店の名前にも付いています。

 

このお店は人気店で、私達が入店すると、すぐに人が並び始めました。一足早く入店できて良かった! メニューは干し鱈スープのみ。席に着くや否や小皿に盛られた副菜が並び、すぐにスープも届きました。お粥店ではなかったですが、迅速で何よりでした。

あとで思い出したんですが、このお店は一度来たことがありました。その時は、お店の外に並んだ記憶があります。このスープは二日酔いに効くと言われています。当時は、あっさりしていて正直物足りないなと感じました。

それが今回は不思議なことに、スープが濃厚でコクがあって美味しいと感じました。歳のせいでしょうか?? 全部美味しくいただきました。特にアミの塩辛が美味しかった! 胡麻油とネギとの和え物のようで、ご飯に載せて食べると絶品でした。

 

その後、広い道路に出てタクシーを拾い青瓦台へ。

タクシーを降ろされた場所はここ↓。誰もいな~い! ここは正門ではありませんでした。

この門の背後にあるのは、多分「迎賓館」だと思います。

 

正門前に行くと、すでに人が集まっていました。美しい青い瓦屋根が見えます。

青瓦台」は、昨年当選した尹大統領が就任して一般市民に開放されるようになった「旧大統領府」です。朝9時から観覧が始まって、1時間半ごとに観覧受付があるようです。

正門の南側は、慶福宮の北側にある神武門↓です。

確か事前にパスポートのチェックがあったと思います。9時ちょうど正門が開けられ入場していきました。

 

青瓦台、国民のもとに』

青々とした芝生が広がっています。

中に入ると、係員が案内し説明があるのかなと思っていましたが、観覧は自由でした。ゲート前にあったパンフレットは、日本語がなかったので、英語版をもらって来ました。なので、よく分からないまま見てまわった気がします😢。

 

本館に入って中央にあるこの場所で、記念撮影が出来ました。立ち位置が決められています。

ところで、この階段を上って2階へ行く人が誰もいなく、私達も2階へは行きませんでした。大統領執務室があるはずなんですが・・。

廊下のシャンデリアが素晴らしい。

 

本館西側にあるお部屋には、歴代大統領の肖像画がずらりと並んでいました。

このお部屋に飾られていた豪華な刺繍の絵画です。

 

中央より東側のお部屋。廊下に沿ったお部屋には、歴代大統領の在任中の足跡や写真などが展示されていました。

パク・チョンヒ元大統領とパク・クネ元大統領、父娘の写真↓。

私は何故かシャンデリアばかり撮っています。

 

時代劇でよく目にする玉座の背後にある絵と同じ「日月五峰図」↓。

また、シャンデリア。お部屋ごとにデザインが違うシャンデリアです。

 

「チュンムシル(忠武室)」↓となっていました。漢字表記はこれで正しいかな?

 

正面に戻って来ると、そこにいた係員が「他にもレジデンスや春秋館など見られますよ。」と教えてくれました。

外に出て、大統領とそのご家族が住まわれたレジデンス(大統領官邸)を見に行きます。坂を上っていくので、ハーハー息が切れました。

この門をくぐると、お住まいだった建物です。

室内は見学出来ませんでしたが、建物を一周できるようになっていて、所々窓から中の様子が見られるようになっていました。

広い芝生のお庭。片隅に野菜が植えられていたのが印象深いです。

 

レジデンスを出てから見学したその他の建物です。

 

緑豊かな広い敷地内を歩いているだけで、とっても爽快でした。

約1時間半ほど見学して、「青瓦台」を後にしました。

 

青瓦台からタクシーでソウル駅まで行き、ロッテマートでお買い物です。買い物を済ませてタクシーでホテルに戻り、液体物はスーツケースに入れて荷物を整理しホテルを出ました。この間慌ただしく行ったり来たりしたのは、全てタクシーを使いました。

ソウル駅の旧駅舎↓

早めにソウル駅からA'REXで空港へ。ソウル駅では「ソウル駅都心空港ターミナル」でチェックインを済ませました。

大韓航空はパスポートチェックインが出来たので、パスポートだけ出していたら、「チケットか旅程表を見せてください。」と言われ、Eチケットを出すのに手間取りそうなので、慌てて自分で作った旅程表を見せてしまいました。それでもOKでした。便名を知りたかったのかなと思います。

 

空港に着いてから遅い昼食。チャジャンミョンとタンスユを食べました。

 

免税店で最後のお土産を買い、帰国便に搭乗しました。帰国便もまた離陸が遅れました。

帰りの機内食、再びスウィートポテトサラダの登場。好きなので美味しくいただきました。

 

成田空港に無事到着。日本の出国・帰国は顔認証。私はパスポートを新しくしたばかりだったので、係官の前に行ってスタンプを押してもらいました。

 

この日は、空港近くで後泊しました。最終日の歩数と距離です。

 

今回、Visit Japan Webの登録をして行きました。ところが、税関を通る時に、2つの有人レーンに列が出来ていました。どちらのレーンにも「紙の税関申告」と「電子税関申告」の両方通過できる表示がされていました。2つの申告方法の人が混ざって列を作っていたので、時間的に変わりませんでした。

電子税関申告の専用ゲートは、どこにあったの? 探す暇もなく2つの列が流れていくので、私もその一つに並びました。紙面で申告した友達の方が早く出ていました。

(終)

 

 

追記:

久々の海外旅行、年齢のことも考慮して全州では一泊にしました。結果、3泊とも違うホテルになってしまったので、荷物を持っての移動が大変でした。これは反省点です。一日だけの遠出だったら、ソウルから日帰りの方がいいかもしれません。

ただ、宿泊することで夜や朝に街の散策ができ、地方の雰囲気を味わうことができます。これも捨てがたい魅力です。

 

それから、旅行中ずっとノーマスクで過ごしました。韓国では9割以上の人がノーマスクで、お店の中や地下鉄の中でも、ほとんどの人がマスクをしていませんでした。外国人観光客は尚更でした。帰国後ちょっと心配でしたが、健康上に問題はありませんでした。