買い物ついでの街歩き
春のような暖かさ
昨日、春のような暖かさに誘われて、買い物ついでに街歩きに行ってみた。隣市にある城址公園の駐車場に車を停め街歩き開始。
城址公園より少し高台にある街並み、元は武家屋敷があった辺りを歩く。通りには「〇〇小路」と名前がついている。
最初に行ったのは「時の鐘」。現在も、朝6時・正午・夕方6時と3回撞かれているという。
私が写真を撮っていると、通りかかったおばあさんが、鐘楼の傍らの家の人が時間になると毎回鐘を撞いていたんだよと教えてくれた。
「今はどうしているんですか?」と聞くと、「今では電気か何かで撞いていると思うよ。」と話してくれた。
今なお、欠かさず鐘で時を知らせているということに驚きだった。
その鐘楼の横に桜が開花し始めていた。何という桜だろう? 河津桜かな?
鐘楼の傍に銀杏の木がある。なかなかの大木。
それから裏小路を歩いていくと、今は公園になっている武家屋敷跡があった。
公園内に石で出来た変わったオブジェがある。あまりの暖かさに公園内には黄色い蝶の舞う姿が見られた。
この公園にも桜が咲いていた。
もう少し裏小路を進むと、茅葺きの「遷喬館」がある。藩校だった建物だそうだ。
次に諏訪小路を南に向かって行くと、綺麗な枝垂れ桜が咲くお寺がある。枝垂れ桜は、まだ開花時期ではないが、山門をくぐるとすぐの所にピンク色の桜が咲いていた。
またまた、お寺に入って来た女性が「奥へ行ったらもっと沢山の河津桜の木があるわよ。」と教えてくれたので、その女性について行ってみた。奥の方にはこのお寺の墓地もあるが、梅園のような所に梅の花に混じって、河津桜も何本も咲いていた。
ほんとうに綺麗!
白梅、紅梅、枝垂れ梅、そして河津桜、一足早く春を満喫した気分だった。
このお寺の隣に諏訪神社がある。その神社の横の小径を下ると、車を停めた駐車場に出る。その後、買い物へ。