yuanzi の徒然日記

G.G.世代旅好きオバサンが綴るブログです

遅ればせながらタピオカドリンク

タピオカドリンク下火?

 

コロナ禍以降、ネットニュースを見ていると、タピオカドリンクが早くも下火になったという記事を目にする。

タピオカドリンクは台湾発祥のドリンク。日本では2018年頃から第3次タピオカブームが到来し、次々とタピオカドリンク専門店が日本に出店、若者中心に全国に広がったと言われている。

 

第3次ブームは、LCCの台頭により台湾に行きやすくなったことから「台湾ブーム」が興り、それに加えてSNSの普及により「SNS映え」で爆発的にブームが興ったということらしい。また、テイクアウトが出来る点でも若者受けしたということだ。

 

調べてみると、第1次ブームは1992年頃、第2次は2008年頃。第1次では、白い小粒のタピオカが中心だったようだ。

ココナッツミルクにタピオカが入ったデザート↓。

 

私は、このブームに対して「前からあったのに、なぜ?」という気持ちで、ちょっと冷めた目で見ていたところがあった。

また、タピオカドリンク=「タピオカミルクティー」というイメージが大きく、今のように色んな種類があることに目を向けなかったのも正直なところ。

 

ところが、台湾のタピオカドリンクに関する記事や若い人のブログを読んでいくうちに、見る目が変わってきた。豊富な種類やそれぞれのお店の拘りがあることを知り、色んなお店の味や種類を試してみたくなったのだ。

 

遅ればせながら気になりだしたら、コロナ禍で台湾には行けない、日本では下火・・。

それでも日本にあるお店が一斉になくなることはないだろうと思い、買い物ついでに台湾発の専門店に足を運んでみた。

取り敢えず、家から行きやすい場所にある2店舗へ。

 

『KOI Thé』という台湾の『50嵐』の海外ブランド店。

「黒糖ミルク」のSサイズを注文。(糖分70%、氷無し)

タピオカは、黄金色の「ゴールデンタピオカ」。このゴールデンタピオカの賞味期限は2時間だそうだ。

因みに、『50嵐』は台湾で多くの店舗を持つ人気店。

 

『WHO'S TEA』(台湾鬍子茶)

「白ひげ黒糖ミルク」のMサイズを注文。(氷半分、トッピングは台湾タピオカ)

作っているところを見たら、最後に生クリームを匙で何杯か入れていた。甘さは選べなかった。

生クリームが効いているのか、味はこってりしていた。「黒糖ミルク」もあったので、そっちを注文すれば良かったと後悔。『KOI Thé』と味比べしてみるつもりが、ちょっと失敗。

「台湾鬍子茶」の鬍子(フーズ)は、髭(ひげ)の意味。カップにも付いているトレードマークの黒ひげがユニーク。

このお店のタピオカは、店内で粉から手作りしているそう。台湾製無添加の生タピオカを使っているとのことだ。確かに、とっても歯ごたえのあるタピオカだった。

 

今回は2軒の店で、今まで飲んだことのない「黒糖ミルク」を飲んでみた。

この他にフルーツティーをベースにしたドリンクもあるので、そんなお茶も是非とも飲んでみたい。

 

タピオカミルクティー発祥のお店で有名な『春水堂』へは、台湾でも行きそびれている。台湾へ行けない今、次回は日本にある『春水堂』でタピオカドリンクの原点「タピオカミルクティー」を味わってみたい。

 

 

この長引くコロナ禍の状況下では、客足減少によりブームが下火になるのも容易に考えられる。また、店舗数増加により並ばなくても簡単に買えることで、希少価値が下がったということもタピオカドリンクの下火になった要因だそうだ。最早「映えなくなった」ということだそうだ。

 

SNS映え」など気にしないオバサンとしては、一時的なブームに左右されず、美味しいものはいつまでも残ってほしいと思っています。